世襲議員さんのこと
自民党の議員さんの中から、次回の選挙では世襲議員に何らかの規制をかけようという意見が出始めているというニュース、やっと気がついたのかという思いがする。
対して、現職の世襲議員さんからは、職業選択の自由が奪われるというような反対意見がありますね。それに、われわれも大変な努力をして、勉強をして現職にいます、というような意見を言っていましたね。本人は努力しているのでしょう。世襲でない人はもっと努力してますよね。取り合えず議員さんを目指すからには、人一倍の努力と勉強をしていただかないと、勉強の方向も気になりますが、われわれ選挙民は困るわけで。
衆議院議員の世襲議員は
1996年選挙 87名
2000年選挙 113名
2003年選挙 134名
という具合に増えている。2003年選挙では、自民党101名、民主党31名、無所属他2名と言う内訳です。自民党が圧倒的に多く、衆議院224名中41%が世襲議員ですって。全衆議院議員の27%、約3割の議員さんが世襲ということです。
中でも閣僚18人中なんと14人が世襲なんだって。世襲議員でなくて閣僚になっている人たった4人。
世襲ということでは、親がやっていた商売を二代目、三代目と継いでいくのは、これは特に職人世界の親の技を子供に伝え継いでいくとか言う部分で当然あることで、誰も何もいわないでしょう。
議員さんはどうでしょうね。親がやっている職業に子供がつくということ自体、本来は親と子の世代の違いとか、僕などもそうだったが、親と同じことをやることにちょっと抵抗があったりしたものです。それも、長男だから仕方なく継ぐとかいうことで、二男、三男はどこかほかに職業を見つけ働く。まして親がいた会社などには行きたくない。比べられたりするのが嫌なのですよ。普通の子供の感情だと思うのですがどうでしょう。
たとえばあなたが議員を目指すとします。目指さないけど、まぁ目指すとしましょう。その場合、どこぞの秘書か何かになって、昔は書生などになって、一種の修行を積んだりする。その場合その議員の世界観とか信条とかを見聞きし、その精神とかやり方に賛同したり尊敬したりするからそれを勉強して議員になろうとするわけです。
昔は、国の現状を憂い、もっと素晴らしい国を作ろうということで、自分が国を作るんだ、みたいな意気込みで議員になろうとしたと思う。
そういう方達がたくさん議員になっていれば、日本はもっと安心して暮らせる国になっていたのではないか。失業者が大勢いたり、ブルーシート小屋の住民が増えたり、福祉の予算が削られたり、年金のムヤムヤがあったり、そのための老後の心配があったり、医療現場が疲弊したり、少子化になってしまったり、比べられないほど貧富の差ができたり、公害患者への保障をケチったり、問題ばかりが多くなる。そして予算の無駄使いにより、将来の借金ばかりが増える国になってしまった。
そして、今まさに補正予算の審議をやっているが、相変わらず高速道路を作るために1兆5200億とか、不思議なのは、例の「わたしの仕事館」が将来閉鎖が決まっているのに補正で150億の予算をつけようとしていたりしていて、これが今後借金となって国民に回ってくるわけです。もちろん雇用創設とか少子化対策とかにも予算を付けるようなことを言っているのですが、どうもこれを実施したから景気が良くなるようには思えない。高速道路サービスのためのETCカードも、エコカーも、家電も買う人には買いやすいように割引制度を作るようだが、儲かるのは大企業です。そして割引制度を使った人も、ここが問題なのだが、使わない人も将来の借金を等しく払わなければならなくなるということです。うちは所得が低いから税金も低いなんて考えててはだめです。上がるのは消費税ですから、食費にもかかることになって、油断などできないのですよ。
そこで話が戻るのですが、閣僚の何人が貧しい人の生活に思いが至るかということです。
皆さん裕福な家庭に育ち、教育の機会を受け良い大学に入り、せいぜい苦労は親父さんのカバン持ちをした時ぐらいでしょう。地元後援会にかつがれて議員になるわけだから、貧しいのマの字も知らないわけです。国のことなどちっとも思っていないので、親父がいた自民党なのですよ。このまま自分たちの安泰をはかるためと言われても仕方ない。議員さんという商売なんでしょうね。
この人たちを選ぶ後援会の人も皆さんそれなりに、かつげば何か恩恵が受けられるのでしょう。後援会の人も2代目、三代目ですし。結局地元に帰らなくても落選することがなく、大臣の椅子にも若くて座れる。 まあ、そんなことです。
結局、この話は論戦になるだけで、それでは将来に向けて検討し、次回かその次ぐらいに考えましょうとなり、選挙が終わればだれも忘れて、なし崩しになっておしまいでしょう。
もう、3割の議員さんがいたのでは変えられないと思う。
残念だけど。
我々が一票をどう使うかということです。
たった一票だからね。書いていてがっかり。
ご飯の支度でもしよーっと。




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